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by missiontomars

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『2018年火星の旅』の巻

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-35028869-cnn-int

なぬっ!!2018年、つまりたったの5年後に火星旅行を 実現だと~っ!
しかも民間団体が!!

と思ったら、着陸はしないのね。。

いや、それでも成功したら、めちゃくちゃ凄い事だぞ、 これ。

記事中には、『着陸を伴わなければ計画は、はるかに 容易だ。』とあるけど、
これは半分正しくて、 半分間違ってるよなあ・・。

いくつもある難しい課題の内、たった一つが容易に なると言うだけの話で、
計画全体が容易になると言う訳 では全然ないでしょう。

 火星への有人ミッションが、月へのそれと比べて、大きく異なる点の
一つは、帰還の際の打ち上げをどうするのかと言う問題。

 月は地球と比べて、半径も質量もずっと小さく、大気もないため、月から
飛び立つ事は比較的容易に出来る。 (あんなちっちゃな月着陸船で、
月から飛び立てる訳がない じゃないか!とか言ってるアポロ陰謀論者は、
その辺の所が 全然分かってない。)

 しかし、火星は地球ほどではないにせよ、月よりは半径も質量も大きく、
大気もある。 だから、月と比べるとしっかりとした打ち上げシステムが
必要になってくる。

 しかし、それ程の規模の打ち上げを火星でどう実現するのか?
これが、まず難点の一つ。

 とまあ、この点については、着陸をしないのなら、当然ながら、
考える必要はなくなる。

 地球から物体を打ち上げて、火星に接近させ、再び地球に帰還させる
だけなら、今の技術であれば、さほど難しい事ではないだろうから
、残る課題は、500日以上に も渡っての、閉鎖空間での生命維持でしょう。

これは、相当に課題が多いはず。。

 当然ながら、水も食料も酸素も500日分も持っていく事は出来ないので、
水は尿などをろ過して、かなり効率よく再利用しなければならないだろうし、
食料は船内で自給自足しなければならない・・。
野菜を育てながら、食用になる虫とかでも育てながら・・。

これは大した事ないように思えて、外部から、と言うか地球から完全に
隔離された閉鎖空間である事を考えれば様々な課題が残るはずだと思う・・。

酸素についてはは、、植物を積み込んで光合成させるのか・・、
なんらかの機械で代替出来るのか・・。。正直、これについては
良く分からん・・

どっちにしても、責任者自らが認めている通り、 何か間違いがあれば、
生きて帰ってくる事は出来ないし トラブルがあった時の救出プログラム
も立てようがない。

凄まじいリスクとしか言いようがない。

仮に、これらの問題を全てクリア出来たとしても、閉鎖空間に500日以上も
閉じ込められて、平常心を保つ のは、相当に大変な事だろうと思う。

とか、なんとか言いつつ、誰かがチャレンジして、 そして成功して欲しいと
ワクワクしてしまうのも、 一方で事実なのだけれど。

どうなる事か・・
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by missiontomars | 2013-03-03 21:17 | サイエンスの話題