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by missiontomars

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さあ、今年もプロ野球開幕が迫ってまいりました!
と言う訳で、毎年恒例の12球団戦力分析&順位予想です。

まずはセ・リーグ





1位 読売ジャイアンツ



はっきり言って、ぶっちぎりの戦力。
打線は、下位までず~っとクリーンアップ。
それも、嘗ての様に、マルティネスをレフトに置くなどして、
無理に作った打線ではない。
投手陣に目を向けても、先発陣はローテの谷間が存在
しないくらいにコマが揃い、中継ぎ・抑えも経験・実績の
ある選手が、それなりに控えている。
「普通にやれば優勝できるでしょ?」と言うのが率直な感想




2位  中日ドラゴンズ


投手陣は、チェンが抜けたとは言え、やはり強力。
ネルソンとソトが開幕に間に合わない点は、やや気に
なるが、4月中に戻ってこれそうと言う事で、
大きな心配はいらないかなと思う。
メジャー出戻り組の川上が、どの程度活躍できるかが、
大きなポイントになりそう。
昨年は、貧打に苦しむシーズンだったが、これはチームの
中心打者が、こぞって大不振に苦しんだのが大きかった。
森野、和田と言った打撃センス溢れる選手であれば、
低反発球にも、そろそろ対応してくるだろうと思うので、
昨年のような事はないと予想する。
唯一心配なのは、やはり監督が落合ではないと言う点か。




3位 阪神タイガース


打線は強力と言われてはいるし、実際その通りなのだろうが、
一方でモロさも目立つ気がしてならない。
しっかりと打「線」になってくれれば良いが・・
投手陣に関しては、先発陣は数は充分揃っていると思うの
だが、絶対的に信頼できる投手が、あまりいないと言うのが、
やや不安。そして何より不安なのが、中継ぎ陣。
藤川にしっかりつなげるよう、頑張ってほしいけど。。
チーム全体を見渡して言える事は、とにかく若さに欠けると
言う事。
若手を積極起用してほしい。



4位 広島東洋カープ


ここの所、Bクラスが定位置となっているカープだが、
昨年あたりから変化の兆しを感じる。
先発陣は、前田健、バリントンに続き、ドラ1野村、復帰の
大竹が力を発揮すれば、かなり強力になる。
中継ぎ・抑えについても、サファテまで繋ぐ中継ぎ陣を
確立できそうな可能性を感じさせる布陣だと思う。
打線は、やや迫力不足だが、潜在力を大きく秘めた選手が
多いとも感じる。
新外国人のニックと栗原が期待通りの活躍をすれば、一応
形にはなると思う。




5位 東京ヤクルトスワローズ



昨年は、あと一歩で優勝だったものの故障者続出などで、
終盤失速し、2位に終わったスワローズ。
今年に掛ける思いは強いと思われるが、残念ながら
選手層はやや薄い。
先発陣は頭数はあるものの、調整が遅れている選手
も多く、不安がの残る。
中継ぎ・抑えは形が確立されているが、やはり林昌勇の
調整不足に不安が残る。
一方の打線は何と言っても青木が抜けた穴が大きい。
ポスト青木の上田、新外国人のミレッジに期待が掛る。



6位  横浜DeNAベイスターズ



4年連続、ぶっちぎりの最下位に沈んでいるベイスターズ。
今年は親会社も監督も変わって、なんとか変化の兆しが
見えるシーズンにしたい所だろう。
とは言え、現状ではやはり厳しい戦力と言わざるを得ない。
先発は新エース候補の国吉に期待が掛る。
とは言え、彼だけではどうにもならないので、先発の柱に
なる選手が、あと2,3枚は欲しいところ。
打線では、梶谷、石川での新二遊間コンビに期待したい。
スローガンである「セコイ野球」で、是非とも予想を裏切る
奮闘を見せてくれる事を期待したい。




全体としては、2位から5位までは、わりと団子状態だと感じます。



続いて、パ・リーグ




1位 オリックスバファローズ



昨年は、シーズンの最後の最後、最終戦にてCSへの
出場権を逃したオリックス。
今年に掛ける思いは強いはずだが、
その戦力はしっかり整ってきたと思われる。
先発陣は、エース金子を筆頭に、頭数も一応は揃っている。
3本柱の残りの2枚、寺原と西にはさらなる成長を
期待したい。
中継ぎ・抑え陣も、実績のある選手が揃っていて、
心配はなさそう。
打線に目を向けても、新戦力の李大浩と、
昨年は不振だったT-岡田が実力を発揮できれば、
1番坂口からの綺麗な打「線」が完成する予感。
岡田オリックスの覚醒に期待したい。



2位 福岡ソフトバンクホークス



昨年は、まさにぶっちぎりと言える強さで、一気に
日本一まで駆け上がったソフトバンク。
しかし、今年は和田、杉内、ホールトン、川崎が抜け、
馬原までも離脱し、かつて例がない程の、大幅な
戦力ダウンに見舞われた。
投手陣は中継ぎ・抑えは相変わらず盤石の布陣。
先発陣は、やや不安もあるが、形は整いつつある。
摂津を筆頭に、移籍の帆足とメジャーで最多勝の
実績がある新外国人ペニーには、大きな期待が掛る。

打線については、川崎、本多の1,2番コンビが崩れる
のは痛いが、それを補うだけの戦力は充分にあると
感じる。




3位 西武ライオンズ



投手陣は、先発、中継ぎ・控え共に、頭数だけは揃って
いるが、絶対的な信頼を置ける選手が少ない点が不安な所。
エース涌井、先発再転向の牧田、抑えを務めるゴンザレス
あたりには、そう言った存在になってもらいたい。
打線は中島が残留した事で、4番まではしっかりした打線が
組める。
ポイントは、広島から移籍した嶋あたりが、中島、中村の
後ろで、しっかりとした数字を残せるかどうかだと感じる。



4位 千葉ロッテマリーンズ



昨年は最下位に沈んだマリーンズ。
しかし、期待の若手も多く、歯車が噛み合えば、再び
下剋上を狙えるだけの潜在能力は持っていると思う。
先発陣は成瀬、唐川、渡辺の3本柱に加え、新たに
グライシンガーが加わり、強力な布陣になりそう。
中継ぎ・抑えもしっかりコマがそろっており、投手陣は
心配がなさそう。
打線は、昨年からの長打力不足に象徴されるように
やや迫力に欠ける部分は否めない。
それだけに、新戦力のホワイトセルには期待が掛る。
とは言え、打って走ってのスモールベースボールが
出来る若手選手が多いのがロッテの特徴なので、
それを活かせれば、長打力不足は補えそう。
荻野が開幕に間に合わないのが残念。



5位 北海道日本ハムファイターズ


毎年、なんだかんだでAクラスに留まっている試合巧者の
日本ハム。
しかし、絶対的エースのダルビッシュが、ついに海を渡った。
この穴は、余りにも、余りにも、大きい。
中継ぎ、抑えはしっかりしているものの、当然先発陣には
不安が残ることになる。
実質的には、エースは武田勝だろうが、開幕投手を務める
事になる斎藤が、安定した2番手になるくらいの成長を
見せてくれないと、チームとしては苦しいところ。
打線は、2番に稲葉を置いて、超攻撃型を目指す。
実現出来るかどうかのポイントは、やはり中田が誰もが
認める不動の4番へと進化出来るかどうかだろう。



6位 東北楽天ゴールデンイーグルス



野村監督の最終年には、随分整ってきていたように
見えた戦力も、今はいずこ・・。
正直、戦力不足は深刻だと思えてならない。
先発陣はエース岩隅がメジャーに移籍し、田中一人に
大きな負担が掛るような状況。
あとは計算できそうな投手は塩見くらいか・・・。
中継ぎ・抑えはそれでも、まだ整っているとは思うが、
先発がこれでは、あまりに苦しい。
打線にも全く迫力がない。聖澤、鉄平、牧田、高須あたり
が実力を100%発揮して、なんとか戦える打線が完成
するかと言ったところだろうか・・とにかく苦しい。



全体としては、楽天を除けば、戦力はきっこうしている印象です。
特に、4位までは充分優勝を狙える可能性ありだと感じます。




ま、毎年当たらないのが順位予想なんですけどね(笑)
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by missiontomars | 2012-03-27 22:30 | 野球の話題

『前田敦子卒業』の巻

散々、報道されてるので、いくら興味がない人でも、ご存知でしょうが、
AKB48の絶対的エースである、あっちゃんこと前田敦子が、
AKB48卒業宣言をしました。
これはさすがに驚きましたね。人気絶頂のこの時期に、この決断が
出来るのは立派だと思います。

僕は、mixi内での日記で、しょっちゅう痛い(笑)さしこ日記を書いて
いるくらいに、指原莉乃のファンです。
その中で、何度も言ってますが、とにかく『愛おし感』が凄すぎる(笑)。

(ファンになりたての頃に、こちらのブログでも、さしこに関する記事を
アップしましたが、今見ると、見方が浅いね~w
このブログに、指原莉乃で検索して辿り着いてる方もいらっしゃるよう
ですし、もし、僕のさしこ日記に少しでも興味を持って下さる方や、
さしこについて語りたいと言う方がいらっしゃれば、声をお掛け下さい。
マイミク登録歓迎します。)


とは言え、ファン歴は、まだたったの半年程度。
それまでは、AKB自体に全く興味がありませんでした。
当時は、大島優子ですら、顔と名前が一致していたか怪しいくらい。

いくら興味が無かったとは言え、いくらなんでもおっさん化しすぎ
だろうと自分でも思います(笑)

そもそも、それまでの人生、AKBはおろか、他のアイドルにも
殆ど興味を持った事がなかった訳ですが、
さしこファンになった事をきっかけにして、いつの間にやら、
AKB全体にも、結構詳しくなってしまいました。
(あくまで、同年代の平均レベルと比べれば・・と言う話で、
本当にファンの方と比べたら足元にも及ばないでしょうが。)

試しに、顔と名前が一致するメンバーの数を数えてみたら、
いつの間にか45人も・・・自分でもびっくりですわ(笑)

さしこがいなかったら・・、さしこに興味を持つ事がなかったら・・、
まず間違いなく、今でもAKBには一切の興味がないままだった
と思います。

ですが、結果としてAKBの事を、これだけ知る様になったのは、
AKBに、他にはない魅力があったからなのだろうとも感じます。

アイドルの場合、ファンは疑似恋愛的な感情で応援するのが
基本なのでしょうが、AKBの場合は、魅力がそこだけではない
点が新しいのだろうと感じます。

まあ、今考えると、モー娘。にも、そう言う要素はあった気が
しますが、AKBは、それを遥かに進化させた印象です。

AKBの魅力が、疑似恋愛的感情で応援する様な要素だけで
あれば、さしこファンになった後も、AKB全体に対しては、
一切興味を持つ事がなかっただろうと思います。

しかし、知ってみると、AKBは、あれだけの大所帯でも、見事に
個々のメンバーの個性が立っています。

まあ、それだけなら別に大した事では、ないかもしれません。

しかし、ここに、メンバー同士が、本当に仲が良いと言う要素が
加わる事で、いろんなドラマが生まれている気がします。

もちろん、そのドラマは、ファンを獲得するために、運営側が
仕掛けている面も、あるであろう事は否定しません。

しかし、そのシナリオ全てを運営側が描いている訳ではない。

運営は初めのきっかけを与えているだけで、あとはメンバーが
計算する訳でもなく、自然と、勝手に、ドラマを生み出していく。

これは、メンバー間の仲の良さであったり、信頼関係であったり、
絆であったりが、しっかり構築されているからこその話でしょう。

(ちなみに、AKBの事を知る前は、女性があれだけ集まって、
総選挙までやってたら、裏では仲が悪かったりするに決まって
いると思っていましたが、知ってみると、本当に仲が良いんだな
って事が凄く伝わってくるんですよね。その事自体が、一つの
魅力だと感じます。)

ある意味では、AKB48を応援したくなる心理は、高校球児を
無条件に応援したくなる心理に似ていると思います。

と、そんな事を最近考えていたら、秋元康が、小林よしのりとの
対談の中で、いみじくも似たような事を言っていました。

その対談の中で秋元康は、裏側も含めて、全てを見せるのが
AKBだと語っています。
裏側を見せると言うのは、ある意味では、嫌らしい策略とも
言えるかもしれません。

だけど、そこにウソがなければ、別に構わないでしょう。

言ってみれば、ドキュメンタリーとエンターテイメントの融合
ってところでしょうか。

話を前田敦子の卒業に戻せば、卒業宣言時の、たかみなと
あっちゃんのやりとりは、それまでの2人の関係性等々を
知っていれば、それこそ「高校球児を無条件に応援したくなる
心理」と似た心理で、無条件に感動するだろうと思います。

それは、きっと、そこに一切のウソがないからでしょう。

にしても、今回の一件で、つくづく自分はさしこ推しだと感じて
しまったのは、携帯で「AKB前田卒業」との情報を目にして、
ビックリした後に、僕が次の瞬間確認したのは、
この件について、さしこがブログで感想を綴っていないかと
言う点だった事です(笑)。

さしこは、SSAでのコンサート前日に、前田敦子含めた数人
でご飯を食べに行って、その時から、ついに「前田さん」で
はなく、「あっちゃん」と呼ぶようになったらしい。
これって、何気に大きな変化だと思います。

以下は僕の勝手な想像ですが、恐らく、さしこの性格からして、
自ら、「あっちゃん」と呼び始めたと言う可能性は低いでしょう。

前田敦子本人から、そろそろ「あっちゃん」と呼んでよと言う
要望があったんじゃないかな・・・と。
それはきっと、その時点で卒業の決断をしていたから。

ま、分かりませんけどね(笑)
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by missiontomars | 2012-03-27 22:20 | AKB関連
震災から1年の節目で放送された報道ステーションの特番で、
エンディングに司会の古館伊知郎が、原子力ムラの件に言及した上で、
自らの報道姿勢について、以下の様なコメントをして、覚悟を示した事が
話題になってます。


報道STATION』ではスペシャル番組として、去年の12月28日の夜、
原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではなく、
それ以前の地震によって一部、(福島)第1原発のどこかが損壊していた
のではないかという、その追求をしました。
今回、このスペシャル番組で、その追求をすることはできませんでした。
"原子力ムラ"というムラが存在します。都会はこことは違って目映い
ばかりの光にあふれています。そして、
もう一つ考えることは、地域で、主な産業では、なかなか暮らすのが
難しいというときに、その地域を分断してまでも、積極的に原発を
誘致した、そういう部分があったとも考えています。
その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。
私はそれを、強く感じます。そうしないと、今、生活の場を根こそぎ
奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。
私は日々の『報道STATION』の中でそれを追求していきます。
もし圧力がかかって、番組を切られても、私は、それはそれで本望です。
また明日の夜、9時54分にみなさまにお会いしたいです。
おやすみなさい。



この古館さんの発言に対しては、賛否両論いろいろとあるようですが、
僕は基本的は評価したいし、すべきだと思ってます。

ただ、一つ言っておきたいのは、他ならぬ、テレビ局や新聞社などの
大手メディアも、その原子力ムラの一員であると言う事実です。

そして、その根源は世界のジャーナリズムに恥ずべき存在である
日本の記者クラブ制度でしょう。

原子力ムラと戦う覚悟があるならば、頑張ってほしい。
ただし、それを本気で追及するならば、それはつまり、まず自分達の
身内である記者クラブとの戦いになるはずです。

その辺への意識と覚悟が、どの程度あるのかが、今後問われる
事になると思います。

 日本のメディアは、今頃になって、当初からメルトダウンの危険性や
放射能の拡散が危惧されていた事、津波ではなく地震そのものに
よって事故が既に引き起こされた可能性がある事等々を伝えて、
政府や東電がそれを隠ぺいしていたのではないかと非難しています。

 しかし、海外のメディアは独自の取材に基づいて、その可能性を
当初から指摘していたし、それは日本のフリージャーナリスト達も
同様でした。
 そんな彼らを、不安を煽る嘘つきだと散々非難したのが、公式発表を
何の検証もせずに、ただ垂れ流していただけの記者クラブメディアだった
訳でしょう。

 この問題に限らず、本気でジャーナリズムと向き合う覚悟が
あるなら、まず戦うべき相手は記者クラブ制度になるはずです。

 僕自身は、前にも書いた通り、原子力技術そのものを、『人類が
手を出すべきものでない。』との論調で否定するのは、間違ってる
と思っています。

 しかし、少なくとも、今の時点で原発推進などと言える神経は
全く理解できません。

 そもそも、どんなものでも100%の安全と言うものはありえません。
どんなにリスク軽減をした所で、事故と言うものが起きる可能性を0には
出来ない。

だから安全管理と言うものは、事故は起きると言う事を前提にして
するべきと言うのは常識のはずです。

 しかし、原発の場合は、一たび事故が起きてしまうと、取り返しの
付かない深刻なダメージを及ぼします。
 その深刻なダメージと原発がある事の利点とを、天秤にかけた時、
どちらが大きいと言えるのか・・現時点では答えは明白だと思いますが。

 そもそも、原子力発電の最大の利点であったはずの、コストが
安価であると言う点自体が、今となっては非常に怪しいです。

 それにしても、未だに原発の安全性をやたらと強調して、心配は
いらないとか言ってる自称保守の連中は、
『日本に攻めてくる国なんてあるわけないじゃん、だから自衛隊や
米軍なんていらないじゃん!。』とか言ってる日本の左翼を笑う事
が出来ませんね。

 それにしても最近、所謂保守の側の劣化が激しい気がするなあ。

未だに何にも考えずに原発推進と言ったり、皇位継承は男系男子以外
は絶対に認めないとわめいて、女性宮家の件の検討すらも認めず、
挙句はY染色体の話まで持ち出したり、TPPどころか、自由貿易の
拡大そのものすらも完全否定したり・・。

 日本の左派の大部分が(もちろん全てではない)、今も昔もしょうもない
事は分かってるけど、最近右派にも嫌気がさしてきた・・・・・。
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by missiontomars | 2012-03-12 20:35 | 社会の話題
昨日、「ライアーゲーム~再生(リボーン)~」を観てきました。

まず、今回の新作、主役であったはずの神埼直は登場しません。代わりに
篠宮優と言う映画オリジナルの役柄が登場しています。

 さて、感想ですが、正直言って、前作のファイナルステージと比べると、
その質はかなり落ちると言わざるを得ません。

 確かに、ゲームの勝敗を巡る争い、互いの必勝法の攻防などの点では、
前作に迫るだけのものがあったと思います。

 この手の作品では、ゲームのルールは、単純であるべきでしょう。
ルール自体は極めて単純であるにも関わらず、その中で、意表をつくような
逆転劇や、「なるほど、そう言う手があったか!」と言う必勝法を描き出す。
 それこそが作家の腕の見せ所なはずです。

 この点が連ドラ版のシーズン2では、ややおざなりになっていましたが、
劇場版のファイナルステージでは、見事な出来栄えであったと言うのが、
僕の認識です。

 そして、この「ルール自体は単純にも関わらず・・」の点で言えば、今作も
前作に近いくらいの出来栄えにはなっていたと思います。

 しかし、単にゲームの勝敗だけでなく、物語として全体を眺めてみると、
なんとも脚本の雑さが目立ちます。

 まず、ライアーゲーム事務局ですが、これまでの独特の存在感や
不気味さが全くありません。
 開催主だからと言うことで、とりあえず登場させただけの感が否めません。

はっきり言って、芦田愛菜は完全なミスキャストでしょう。
事務局員独特のクールさが全く感じられません。と言うか、あの役所を子役に
やらせようと言う事自体が不自然な訳ですが。。。
まあ、単に話題作りをしたかっただけなのでしょう。
もう一人の事務局員である江角マキコに至っては、台詞すらも、
殆どない始末・・・。

はっきり言って、2人とも(開催者がいないと成り立たないと言う点を除けば)
全く必要ないキャラクターだったと言わざるを得ません。

 事務局員以外の登場人物についても、そのキャラクターを掘り下げる事が
全くもって、出来ていません。
 ゲーム参加者の個々のキャラが殆ど不明確なままで話が進み、結局最後
まで描く事が出来ていませんでした。

 これは、ライアーゲームの様な心理戦を描く作品では、致命傷だと言わざる
を得ない失策ではないかと感じます。


 さて、ライアーゲームの基本スタンスは、誰もが他人を信用しきれず、
自分の事だけを考えて行動する中で、何処までも純粋でバカ正直な神埼直が、
何度も騙され、何度酷い目にあっても、その信念を曲げずに人を信じ続ける事で、
最後には、周りの人物の気持ちを動かしていくと言うもののはずです。

 このスタンスの難しいところは、そこに至るまでの経緯をしっかりと描き込まない
と、ラストが非常に白けたものになってしまうリスクがある点です。

 それは当然の話で、ついさっきまで、エゴ丸出しで、自分の事だけを考え、
他人を平気で蹴落としてきた人間が、たった1人の純真な人物の
「みんなで助け合って協力しましょう。」と言う説得だけで、
「確かにそうだよね。」となっては、白けないはずがないからです。

 しかし、前作までのライアーゲームは、そうはならなように、そこに至る
までの過程をしっかりと描きこんでいました。前作までは・・・・・

 何なんですか?今作のあのラストは?
さっきまで自分の事だけを考えていた人物が、皆揃いも揃って、あっさりと
改心して、賞金メダルを分け与えて助け合う・・・。

君達の、その心境の変化は何故故ですか??そこが伝わってこないし
描けていないのです・・・。


 ついでに言うと、エンドロール終わりのおまけのオチ・・
ファイナルステージでは、思わず拍手したくなるような綺麗さがあったけど、
今作はそれもイマイチ・・・。

と言うか、あの極めて論理的な秋山が、篠宮の人物像を探るのに、そんな
不明瞭な手を使うかなあ。。



 


 
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by missiontomars | 2012-03-05 14:48 | 感想・レビュー関連