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by missiontomars

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 久々に、サイエンス関連の話題を。

 
注意(今回の内容は、私個人は正しいはずであると認識して、書いて
いますが、あくまで学者でも何でもない、ド素人の理解です。
万が一にも間違っていないと言う保障はしかねますので、ご了承下さい。
 また、物理学に特別興味がない人にとっては、相対論の内容など、
知らなくて当然だとは思うのですが、イチイチ解説を加えていると無駄に
文章が長くなるだけなので、割愛します。
 興味のある方は、図解雑学シリーズの「時空図で理解する相対性理論」
を読んでみて下さい。
 中学基礎レベルの数学さえ理解できれば、非常に分かりやすく読める
良書です。非常に面白いです。)


 テレビのニュースでは、あまりに小さい扱いなので、どの程度の方がご存知
なのか分からないのですが、名古屋大などの国際研究グループは23日、
物質を構成する素粒子の一種であるニュートリノが、光の速度より速く飛ん
でいるとする観測結果を発表しました。

 いや、これもし正しい観測結果であるならば、超ビッグニュースです。
サイエンス関連の話題で、久々にテンションあがりました。

 相対論は、質量がある物が光速未満の状態から加速して、光速を超える
事を否定します。光速まで物体を加速するには、無限大のエネルギーが
必要だからです。

 ここで気をつけなければならないのは、相対論が否定しているのは、
あくまで質量のある物体が(光速未満の状態から)加速して、超光速に
到達する事であって、誕生した時から、超光速の物体であれば、相対論に
矛盾しないと言う点です。

 この相対論と矛盾しない超光速物体をタキオンと呼びます。タキオンは
あくまで、理論上の架空の存在でしたが、今回の発見で実在が確認された
のかもしれません。まだ何とも言えない段階ですが。

 相対論は、導かれる結論が常識的な感覚を大きく逸脱している為に、
昔から、間違っていると主張する人が後を絶ちません。
 しかし、相対論の正しさは、既に何度も検証されており、今さら疑いの
予知がないレベルに達していると言ってよいものです。
 実際、カーナビには相対論に基づく補正が加えられたりしています。 
 
 今回の観測結果如何に限った話ではなく、今後相対論が完全否定される
ような事はまずありえないと断言してよいでしょう。
 ニュートン力学と同じで、近似理論であった事が判明する日は来るかも
しれません。

 と言う訳で、今回の発見が真実であったところで、相対論に補正が加えら
れる事はあったとしても、否定される事はない訳で、だったら、さしてビッグ
ニュースではないのでは?と思われる方もおられるかもしれません。

 しかし、それは2つの意味で違うと僕は思います。

まず1つ目として、あくまで架空の存在であったタキオンの存在が確認された
(かもしれない)と言う点。
 そして、もう1つ、こちらが決定的な部分になるのですが、超光速の物体
を認めてしまうと、因果律(原因があって結果があると言う原則)が破れて
しまうと言う点です。

 相対論では、『同時』と言うものが、あくまで相対的なモノであり、絶対的
なものではないと言う結論が導かれます。
 簡単に言えば、ある人にとって、Aと言う事象とBと言う事象が同時に
発生していたとしても、別の立場の人にとっては、そうとは限らないと
言う事です。
 しかし、Aと言う事象とBと言う事象の発生した順序が、立場によって、
逆転する事は、ありえません。
 ところが、超光速と言うものを認めてしまうと、これが崩れてしまいます。

 これは原因と結果が入れ替わってしまう可能性を示す訳で、つまりは
因果律の破れを意味します。。

 こうなってくると、例え相対論は否定されずとも、もっともっと根幹の部分
が揺らいでくるはずです。。どうなるんだろう。。。続報に興味深々です。

 とは言え、今回の観測結果自体が誤差や計測ミスである可能性は、まだ
まだ多分に残されているでしょうし、冷静に見守りたいと思います。
 観測チームは結果に自信を持っているようですが。
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by missiontomars | 2011-09-27 06:05 | サイエンスの話題
 少し時間が経過してしまいましたが、今回は鉢呂経産相が、「死の街」及び、
「放射能つけてやる。」の、一連の失言の責任を取り、辞任をした件について、
書きたいと思います。

 と言うのも、今回の騒動からは、記者クラブ制の問題点が、実に分かりやすい
形で、透けて見えるからです。

 マスコミは得意になって、鉢呂氏を責め立てていましたが、はっきり言って、
(鉢呂発言への評価はともかくとしても)、記者クラブメディアの報道姿勢の方が、
鉢呂氏の発言内容より、遥かに醜かったと言うのが僕の印象です。

 まず、一つ目の「死の街」発言。この発言が被災地への配慮に欠けるとして、
責められましたが、鉢呂氏は辞任会見にて、これについて以下の様に説明して
いました。
 
 「人っ子一人通らない。街並みがあるのに。こんな街は日本にはないという
意味が、ああいう言葉(死の街)になった。」

 どうでしょうか?僕はこの釈明に、特に違和感や反発を感じる部分が
ありません。寧ろ「死の街」は、現状をしっかりと受け止めたからこその
発言とも、言えるかもしれません。

 もちろん、「それでも配慮に欠ける」とか「脇が甘い。」と言った意見もある
でしょう。それもまた一理です。

 ただ、少なくとも、一方的に非難され、辞任までしなければならないような
発言とは思えません。

 しかし、記者クラブメディアの対応は違いました。毎度おなじみの、横並び
報道と言うヤツですね。実に情けない限りです。

 そして、「放射能つけてやる」発言。これに関する記者クラブメディアの報道
姿勢は、「死の街」発言のそれにもまして、実に醜いものでした。

そもそも、こちらの失言は、その発言が本当にあったのか事態が判然としません。

まあ、もし本当に発言していたのであれば、確かに「ガキじゃあるまいし、
大臣と言う立場にある人間がバッカじゃないの?」と言ったところではあります。

それは、ともかくとしても、この発言は、記者クラブメディアのみが立ちあいを
許される、非公式かつオフレコ会見の中で飛び出したものとされています。

 オフレコの為、当初はどこも報道していなかったのですが、1社が報道した
途端に、他社も、せきを切った様に一斉に報道を始めました。

 実に分かりやすいと言うか何と言うか・・。もはや哀れにすら感じます。

 鉢呂氏は、(同発言について)、「記者クラブメディア限定のオフレコでの会見
だったので、気の緩みもあったのかもしれない。」と言う趣旨の事も言っていま
した。

 迂闊にも、権力側と記者クラブメディアが、慣れ合いの関係になってしまって
いる事実について、口を滑らせてしまった訳です。

 そして、辞任記者会見では、社名の名前も名乗らず、ヤクザ言葉で大臣に
迫っていた馬鹿記者がいました。

 いやはや、凄いです。この一連の流れの中に記者クラブの問題点が凝縮
されています。

『外国メディアや雑誌メディア、フリージャーナリスト等々の、記者クラブ以外の
メディアは一切締め出した閉鎖的空間』

であり、その特権・利権を利用し、また守る為に

『都合よく権力側から情報を受け取り、また都合よく癒着する。』

 その一方で、

『大手新聞、テレビメディアの記者である、我々こそが一流であるとの
プライドだけは高く、強きに阿り、弱きを叩くと言うのが基本姿勢である』


などなど・・・。

僕は、記者クラブの問題点を以前から鋭く追及しているフリージャーナリスト、
上杉隆さんの著作を、僕は以前から愛読していたので、一連の報道には、
直観的に違和感を感じる事が出来ました。

 そこで、ちょっと検索を掛けたら、やはり多くのフリージャーナリストの方々が、
今回の記者クラブメディアの対応について、疑問を呈していました。

 記者クラブメディア達よ・・、いつまでも国民を騙せると思うなよ・・・・。

(記者クラブの問題点については、上杉隆著、「ジャーナリズム崩壊」が非常に
分かりやすくて、お勧めです。未読の方は是非どうぞ。)

 
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by missiontomars | 2011-09-21 12:55 | 政治・経済の話題
 電力不足と節電が一つのキーワードであった今年の日本の夏。
8月も終わり、とりあえずは無事に乗り切る事ができたと言ってよいでしょう。

 しかし、『「電力不足の危機」は、真実なのか』、『一部の人間の原発利権を
守る為の、ただのキャンペーンではないのか?』の疑念は、どうにも拭いきる
事が出来ません。

 あれだけ電力不足を訴えていた割には、この夏、今回の騒ぎの本家本元の
東京電力は、東北地方に余剰電力を供給するだけの余裕があったとの事です。

 また、関西電力は、日本の電力会社の中で、もっとも原発依存率が高い事から
「実は、もっとも危機が迫っているのではないか?」とも言われていましたが、
結局、使用率が95%を超えた事は、ただの一度もありませんでした。

 関西電力は、昨年比15%の節電を呼び掛けていましたが、実際の所、その
効果は殆どなかったにも関わらずです。

 産経新聞は、今年の夏を無事に乗り切る事が出来た要因の1つとして、
「昨年の様な猛暑にはならず、気候にも恵まれた。」事を上げていましたが、
そもそも昨年の猛暑は観測史上最大のものでした。

 では、今年の夏はどうだったのかと言えば、真夏日の多さ等で、過去4番目の
猛暑だったと言う事で、実は充分に暑かったのです。
 
 これをわざわざ、昨年の明らかに異常なレベルの猛暑を比較対象とする事で、
「気候に恵まれた。」としてしまうのですから、産経には呆れてしまいます。

 とりあえず、「現在の生活レベルと産業を維持するには、どの程度の電力供給が
必要」で、「現状では、その内のどの程度が原発で賄われていて」、そして、
「その原発で賄われている分の発電は、現状他の代替手段では発電不可能
なのか?」、程度は、大手メディアがマトモに取材活動をすれば、客観的事実として
あっさり答えが出せるはずです。
 「核廃棄物の貯蔵や多額の補助金を考慮に入れた時に、原発は本当に安価な
発電方法なのか?」と言った問題についても同様でしょう。

 「放射能や放射線の危険性」のような類の問題とは、その点で、根本的に質が
違います。

 にも関わらず、大手メディアが、それに本気で取り組んでいるとは思えません。
産経に限らず、結局は、これが記者クラブメディアの限界と言う事なのでしょうか。

 しょうがないので、とりあえず、今回の事故以降に出版された本の中で、「原発なし
でも問題なし。」と言う立場の本と、「やはり原発は必要。」と言う立場の本を、両方
読んでみたいと思っているのですが、後者の本は、良さそうなものが、なかなか
見つかりません。

 どなたか、お勧めがあったら、教えて下さい。
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by missiontomars | 2011-09-06 02:28 | 社会の話題